ネガティブな思考が止まらないあなたへ
ココロ
「なんか最近、
ずっとネガティブなこと
ばっかり考えちゃって…。
止めたくても止まらないんです。」
アキ
「それは、
“ネガティブな自分が悪い”
んじゃなくて、
その思考の“奥”にある
本音や思い込みが
反応してるのかもね。」
ソウ
「ネガティブな思考って、
感情の“もつれた糸”
みたいなものなんだよ。
無理に切るんじゃなくて、
ゆっくり解いていくことが大事なんだ。」
その“ネガティブ”の正体を見つけよう
「どうしてこんなにネガティブに
考えてしまうんだろう」
「悪い未来ばかり想像してしまう」
そんなふうに、
自分の思考に疲れてしまうこと、
ありますよね。
でも、
ネガティブな思考が生まれるのは、
ネガティブ“だと思った”
出来事や未来を想像したとき
に起こるのではないでしょうか。
ここで大事なのは
「ネガティブ“だと思った”出来事」
とあえて“思った”と表現したことです。
なぜなら
メンターリングで事実を丁寧に確認していくと、
「実はそれ、ネガティブに捉える必要はなかった」
というケースが、意外と多いからです。
◆ 例:婚活で相手に断られたとき
たとえば、
婚活中に相手から
お断りされたとします。
このとき
このように感じる人がいます。
「もう私はダメだ」
「誰からも選ばれないんじゃないか」
と落ち込んでしまう。
でも
事実として起こったのは――
「ただ、断られた」というだけ。
一人に断られただけで、
「自分には価値がない」
「未来にいい出会いはない」
と決めつける必要はありませんよね。
大切なのは、
「よし、では次!」
と切り替えること。
結局、
婚活で必要なのは
“たった一人”の相手
です。
全員に好かれる必要なんてないのです。
◆ ネガティブ思考の根っこには「思い込み」がある
それでも
「自分はダメだ」
と落ち込んでしまうのは、
出来事を通して、
普段から自分の中にある
「思い込み」や「本音」
が刺激された結果
なのです。
-
自分について、どんなふうに思っているのか?
-
「結婚」に対して、どんな思い込みがあるのか?
-
「なぜ結婚したいのか?」という本音は?
こうした「自分の中にある声」が明らかになった
ということに気づくことが、とても重要です。
◆ ネガティブの正体を見つけてあげる
もしかしたら、
「結婚しなきゃいけない」
という義務感で
行動しているだけで
本当は
「まだ結婚したくない」
という気持ちがあるのかもしれません。
「結婚しなくちゃ」
という思いに囚われすぎて
「本当は結婚したくない」
という自分にフタをして
見ないようにしているかもしれません。
ネガティブな思考が止まらないとき、
その奥には、
“もつれた思考”が隠れていることが多い
のです。
だからこそ、
「なぜ私はネガティブに感じるのだろう?」
その根っこにアクセスするのが
メンターリングであり、
一人では最初は難しいことなので
メンターに整理してもらうことを
おすすめしているのです。
◆ ネガティブ思考を「ほどいて」いく
ネガティブを無理に消そうとすると
それは、
ポジティブハラスメントに
なりかねません(笑)
善悪は抜きにして
「その正体を見つけてあげる」
「“もつれた糸”をほどいてあげる」
このアプローチが必要であり
それが、
ネガティブな思考から解放される
一歩となります。
ネガティブを責めなくていい。
「こんな風に感じていたんだね」
と、自分にやさしく
寄り添ってあげてください。
あなたが自分の本音に気づき、
「無意識に握りしめていた思い込み」
に光を当てたとき、
ネガティブ思考は、
自然と静まっていくでしょう。
ココロ
「ネガティブな思考の奥に、
知らずに抱えてた
“本音”や“義務感”があったなんて…。
ちょっと驚きです。」
アキ
「そう。“消そう”とするより、
“気づいて受け入れる”ほうが
ずっと力になるのよ。」
ソウ
「ネガティブって敵じゃない。
本当の願いに気づかせてくれる、
メッセージみたいなものなんだよ。」
ココロ
「うん。
これからは“またネガティブになっちゃった…”
じゃなくて、
“私、今どんな気持ちを
大事にしようとしてるのかな?”
って見てみようと思います。」