過去の後悔から抜け出せないあなたへ
ココロ
「最近、
“あのときああしていれば…”
って後悔ばっかりしてしまって。
気づいたら何度も同じ場面
を思い出してて…」
アキ
「過去のことって、
思い出せば思い出すほど胸が痛むよね。
でもね、
それってココロさんが
“それほど真剣に生きてきた”
証でもあるのよ。」
ソウ
「そして本当は、
後悔の中にある
“本当のメッセージ”
に気づいていけたら、
未来はちゃんと変わっていくんだ。」
「なんであのとき、
あんな選択をしたんだろう」
「もし違う行動をしていれば、
今はもっと良くなっていたのに」
そんな風に、
過去を何度も思い返しては
胸が痛むことがありますよね。
でも、
本当に大切なのは、
“今”をどう生きるか
だということを
忘れないでください。
コンテンツ
◆ 過去にとらわれるということは、“今”を生きていないということ
私たちが生きられるのは、
「今、この瞬間」
だけ。
けれど、
「過去」に囚われて後悔しているとき
私たちは「今」の自分を否定し
“今”という時間を置き去りにしている
のです。
◆ ネガティブな思考のループは、脳の“慣れ”で起きている
「また思い出してしまった…」
「なぜいつも同じ感情になるんだろう」
それは、
あなたが弱いからでも、
劣っているからでも
ありません。
実は、
私たちの脳には
「慣れたことを繰り返す」
という性質があるのです。
後悔や自己否定が習慣になってしまうと、
似たような出来事に出会うたびに、
脳は自動的に
“いつもの感情”
を呼び起こしてしまいます。
そして無意識のうちに、
同じ反応を繰り返してしまう
――それが「後悔のループ」の正体です。
◆ あのときの選択は、“そうするしかなかった”自分の精一杯だった
「なぜあのとき、ああしなかったんだろう」
と思うことがあるかもしれません。
でも、
よく考えてみてください。
そのときのあなたは、
その時点での最善を選んでいたはずです。
「そうするしかなかった」
「その時は、それがベストだった」
――だからこそ、今があるのです。
そして、
今感じている“後悔”は、
あくまで
「そのことを結果として、
“今の視点”での評価している」
にすぎません。
しかも、
その出来事によって
“もう未来を決定づけてしまった”
のでしょうか?
いえいえ、
あなたの人生は、
まだ終わっていませんよね。
その経験は、
これから来る幸せな未来への
まだ“途中”のプロセスにすぎません
◆ 時間は「過去から未来へ」ではなく、「未来から今へ」流れてくる
私たちは、
時間は過去→現在→未来へと
流れていると思い込んでいます。
でも実際には、
もう一つの流れ
未来→現在→過去へと
いう流れもあるのです。
未来をどう描くかによって、
“今”の意味も“過去”の意味も
変わってくるというのが
未来→現在→過去という
時間の流れの考え方です。
たとえば、
どんなに不遇な過去があっても、
そこから大きく人生を変えた人
はたくさんいます。
彼らがしたのは、
「未来を決めた」ことでした。
未来が定まると、今の行動が明確になり、
やがて、
あのときの出来事は
「この未来につながる大切な出来事だった」
と過去を肯定できる日が来る
のです。
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◆ 後悔を「感謝」に変える日が、必ず来る
「過去のあの出来事のせいで…」
と繰り返していた言葉が
いつかあなたの口から
こう変わる日がきっと来ます。
「あのときのことがあったから、今の私がある」
「あの出来事のおかげで、ここにたどり着けた」
そのためには、
これまでのことにとらわれるのではなく、
**「これから、どう生きたいのか?」**
を明確にすることが何よりも大切です。
◆ あなたの人生に、無駄なことは一つもない
過去は変えられません。
でも、
過去の「意味」は、
あなた自身が変えていけるのです。
今ここから、
どんな未来を選ぶか。
そこに向かって歩くと決めたとき、
過去の出来事すべてが、
あなたの道を照らす“材料”になります。
後悔の中にいた自分を
責めなくていい。
未来を描くあなたにとって、
過去は“宝”に変わっていくのです。
ココロ
「“過去は変えられないけど、
意味は変えられる”…
なんか少し、
肩の力が抜けたかも。」
アキ
「その感覚、大切にしてね。
“未来から今を眺める”
視点を持つと、
過去の出来事も違って見えるから。」
ソウ
「うん。
後悔してきた出来事も、
これからの人生を照らす“道しるべ”
に変えられるんだよ。
これから、
どう生きるかが鍵なんだ。」