心の持ち方が行き先を決める ~名言集~
あなたは、
人生の分かれ道で
「心の持ち方」によって
結果が変わった経験はありませんか?
一つの指針を与えてくれる名言を紹介します。
吹いている風がまったく同じでも、
ある船は東へ行き、ある船は西へ行く。
進路を決めるのは風ではない、
帆の向きである。
人生の航海でその行く末を決めるのは、
なぎでもなければ、嵐でもない、
心の持ち方である。
―― エラ・ウィーラー・ウィルコックス
■自分の人生を自分で舵取りする生き方
お恥ずかしながら
ヨットって
風次第で進む方向は
決まってしまうのかと
この詩を
読むまで私は
思っていました…
でも、
風はどうであれ
帆の張り方次第で
進んでいく方向が変えられるなら
どこに向かうかは
自分次第なんだ
ということがあらわされている
この詩のとても素敵なところだと
私は思っています。
この詩から
私たちの人生が
外部環境によってではなく、
自分の心のあり方によって
舵取りされていく
ということを、
教えてくれているのだ
と思うのです。
■私たちは自由な世界に生きている
「どこに向かうか」は、風のせいではなく――
自分が帆をどこに向けるか(=心の向き)
で決まるとするなら、
私たちは本当に自由な世界で
生きているということになりますよね。
だけど、
自由な世界に生きていると
思えずに、
制限を感じているとき
そのときは
自分が作った
間違った思い込みが
発動しています。
このブログでの一貫したテーマの
『気のせい』を
乗り越えていこう!
ということになのです。
■心の向きをどこに向けているか?
気のせいを乗り越えていく
ために必要なこと
それは
無意識を意識すること
さらっと
無茶苦茶なことを
言ってますが(笑)
無意識をどうやって
意識すんねん!
そんな叫びが聞こえそうですが、
「今自分はどう思っているのか」
ということに敏感になること。
「できない」「無理だ」など
そういう感情が動いたときに
これまでの自動思考に
流されるのではなく
「なぜ、無理だと思うのか」
「どうなると思うのか」
など
心の向きはどこに向かっているのか
と止めてみるのです。
仏教の用語で「止観」
という言葉があります。
自分の騒ぐ心をしずめて
もう一人の自分が
今の自分に問いかけていく
そういうアクションを
取ってみるのです。
思い込みを持っているとは
それを刺激する出来事が起こったら
脳の中に電気信号が送られる
回路ができている状態。
だから、自動思考で
同じ感情と反応をし、思考し
同じ結果を生み出すように
なっています。
その回路(自動思考)に
取り込まれないようにしていくには
無意識にませず
3%の意識を使って
「止観」してみるのです。
「今、私はどうなると思っているのか?」
「私はどこをみているのだろうか?」
と考えた瞬間、舵はあなたの手に戻ってきます。
■困ったことは起きていない
風は色んな方向から
私たちにむけて
吹き込んでくることでしょう
都合のいい風もあれば
都合の悪い風もあるでしょう。
自分の都合を中心に
物事を判断していれば、
都合のいい風よ、吹いてくれ!
と願うことになるでしょう。
では、都合に合わない風は
悪いことなのでしょうか?
自分の都合に合わないことは
不幸なことではなく
自分がこれまでの殻を破り
脱皮して成長していく機会だと
捉えることができます。
なぜなら、
帆の張り方次第で
風に関係なく
私たちは進んでいけるのですからね。
そうなると
不都合だと感じたことは
本来困ったことではなく
感謝すべきこと
だと
捉え直せる智慧を持っているなら
恐れるものはないとわかるでしょう。
● 自由とは、選べること
あなたの人生の“ゴール”は
誰かに決められるものではないですよね。
風が強かろうと、逆風であろうと――
行き先を選ぶのは、あなただけ。
自分の心がどこを向いているか
向いている方向にしか人は進めない。
それが願いとはずれた方向を
見ているからそこに向かわないだけ。
外にあるものは
あなたがどこを見ているのかを
明かにする存在でしかない。
これを理解した時に
私たちは本当の意味で
自由な世界に生きていると実感するでしょう。
🌱 今日のまとめ
-
環境は同じでも、心の持ち方で行き先は変わる
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外の風ではなく、自分の帆の向きが進路を決める
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すべての鍵は“自分の中”にある
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ゴールは自由に決められる