やりたいことがわからないあなたへ
ココロ
「なんか最近、
やりたいことがないわけじゃないけど、
何をすればいいのか分からなくて…。」
アキ
「“進みたいけど進めない”
ってとき、
実は“ないもの”にばかり
意識が向いてることが多いの。」
ソウ
「うん。けど本当は、
“今あるもの”の中に
答えが眠ってるんだ。
焦らなくても、まず
“ある”に目を向けることが
出発点になるよ。」
──「今あるもの」に目を向けたとき、人生は動き出す
「自分は本当は何がしたいんだろう?」
「どの方向に進んでいいのかわからない」
そんな迷いを感じているとき、
人はつい
「足りないもの」
「見つかっていない何か」
に目を向けてしまいがちです。
でも、
“ないもの”を探すよりも、
“今あるもの”
に真剣に向き合うこと
から始めてみませんか?
コンテンツ
◆ あなたの人生に「無駄なこと」は一つもない
いま、
あなたの手の中にあるもの
――仕事、人間関係、経験、環境。
それらはすべて、
偶然に見えて、
実は
「意味があって起きていること」
です。
意味もなく出会うことはありません。
必要だから、そこに“ある”のです。
「ない」と感じるものは、
いまのあなたに必要ないから“ない”だけ。
逆に、
目の前に“あるもの”は、
何かのヒントを与えてくれているサインです。
◆ 欠乏感から出発すると、心はずっと満たされない
「このままじゃダメだ」
「自分には何もない」
そんな思いから
願いを持とうとしても、
心の奥には
自己否定感や欠乏感
が残ったまま。
すると、
どんなに努力しても、
「まだ足りない」
「私はダメだ」
と感じ続けるループに
入ってしまいます。
◆ 欠乏感の“奥にある本音”を見つける
欠乏感があること自体が
悪いわけではありません。
むしろ
その奥に、本当の願いが隠れているのです。
たとえば
――「自分は認められていない」
と感じているなら、
その裏にある本音は
「人から心から認められたい」
「自分の存在を肯定したい」
かもしれません。
その欠乏感を抱えることで、
あなたは何を学ぼうとしているのか?
どんな未来を望んでいるのか?
そうやって、
「なぜその気持ちを持っているのか」
を丁寧に見ていくことが大切です。
◆ 本音と建前を一致させるワーク
迷いを解きほぐすために、
こんな問いかけをしてみましょう。
●●したいけど、○○できない
こんな葛藤を
抱えているものはないですか?
●●はあなたの願い。
建前と思っていいでしょう。
そして
○○できないはあなたの本音で
その裏に潜んでいる思い込みがあります。
そこで、このワークをしてほしいのです。
視点 | それが現実になったとき… |
---|---|
建前で考えていること(願い) | どんないいことがある? どんな困ったことがある? |
本音で思っていること(思い) | どんないいことがある? どんな困ったことがある? |
建前で考えることの先に
幸せがあると信じているのと同様に
本音で思っていることも幸せを念頭にもっている。
本音で抱えている
思いの多くは怖れですが、
それは
ほとんど気のせいの
間違った記憶を根拠にしています。
そして、
このワークを通して見えてくるのは、
**あなたの心の奥底にある“共通の願い”**です。
本当の願いを
見つけることができれば、
自然と方向性は見えてきます。
◆ あなたの中には、すでに答えがある
「やりたいことがわからない」
と思っているときでも、
本当は、
あなたの中には
すでに“ヒント”があります。
焦らなくて大丈夫。
まずは
「今あるもの」に目を向けて、
そして
「なぜこの欠乏感があるのか?」
と問いかけてみてください。
人生の方向性は、
“探しに行く”というより、
“思い出していく”ものなのかもしれません。
「あるもの」に目を向けたとき、
人生は動き出す。
「自分は本当は何がしたいんだろう?」
「どの方向に進んでいいのかわからない」
そんな迷いを感じているとき、
人はつい
「足りないもの」
「見つかっていない何か」
に目を向けてしまいがちです。
でも
“ないもの”を探すよりも、
“今あるもの”に真剣に向き合う
ことから始めてみませんか?
ココロ
「“ない”ばかり見てたけど、
私の中にもちゃんと
“ある”ものがあったんですね…。
欠乏感の裏にある本音を
見つけるなんて、
初めて考えました。」
アキ
「そう、ココロさん。
“やりたいことがわからない”
って思うのは、
実は“自分の本音を
まだ丁寧に見ていない”
だけのことなのよ。」
ソウ
「“ある”に気づけば、
“したいこと”は自然と
浮かび上がってくる。
人生の方向性は
“外に探しに行くもの”じゃなくて、
“内側に思い出していくもの”なんだよ。」
ココロ
「ありがとうございます。なんだか、
今のままでも進んでいける気がしてきました。」
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