Step2. 自分を知ること

人間の感覚器は、外部環境を知るために

存在し、環境に適応することができます。

しかし、自分の内面を知るために使う

ことができないということが大きな

特徴でもあります。

 

■人の脳のクセ

私たちは生活する上で

あらゆることを知覚していますが

全てを認知して受け止めることは

できません。

 

なぜなら、脳のキャパに対して

莫大な情報量が降り注がれている

から、オーバーフローしています。

なので、自分にとって重要となる

情報だけを選別しているのです。

 

今の人間の処理能力で、仮に

降り注がれる情報を全て受け取れたら

処理のするのに821年かかると

言われています。

 

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そして、もう一つ大きな脳のクセは

脳は一つを捉えるとほかのことが

見えなくなってしまうということです。

2つは同時に捉えられない

 

この図を見て

盛り台に見えるか

人間が向き合っているように見えるか

いずれかを認知すると思います。

しかし、

盛り台に見えたら盛り台にしか見えず

人間が向き合っていると見えたら

そのようにしか見えない。

 

つまり、二つ同時に見れないのです。

 

■そもそも片寄っている

この認識を持っておくことが

自分を知るという上で必要です。

 

嫌いだと思っている人の

いい所を見つけるのは難しいです。

 

今目をつぶって「赤色を探せ」

と自分に指令を出します。

そして、目を開けると真っ先に

赤い物を見つけるでしょう。

 

これはカラーバス効果といい

意識していることと関連する

情報が得られやすくなる効果です。

 

■どこを照らしているのか?

私は果たして何に対して

意識のスポットライトを照らして

いるのかということを見ていこう。

 

何を気にして、何を思っているのか

そこに意識が無意識に集中している。

だから、それに関連した情報を多く

受け取るのだ。

 

恐れていることを照らしているなら

恐れが増すようになるし、

願いに向けて照らしているなら

願いの達成の筋道がみえるでしょう。

 

■引き寄せの法則などない

今はないから、引き寄せないと

いけない。

ということが前提で世の中にある

引き寄せの法則と呼ばれるものが

あるのだが、

実は引き寄せなくても元々ある。

というのが弊社のスタンスです。

 

自分をどう思っているのかが

原因となり、その思いの通りに

体験するのですから

自分のことをどう思っているのか

これはとても重要なことになります。

 

引き寄せないと自分には「ない」

と思っているから、引き寄せよう

と考えるはずです。

 

どこにスポットが当っているか

といえば、「ない」に当たっています。

 

ということは

「ない」と感じる情報だけを

受け取ろうとする。

つまり、「ない」という体験をする

ということになります。

 

引き寄せなくてももともとある。

実際に全部準備されていて

受け取れる状態にある。

 

それなのに「ない」と思っている

から、あることがわからない

それだけなのです。

 

これは、能力とか運とか家柄とか

全く関係なく平等にあるものです。

 

自分のスポットライトが何に対して

照らされているのか?

 

そのことに意識を向けて

自分はどこを見ているのか

それを知って、自分にはないと

思うことをやめなくてはいけない。

 

そういう自分を知ることが

成長への第一歩となります。

 

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