メンターはなぜ必要なのか?
メンターの存在があるか否か
願いに向かうにあたって
この可否はとても大きな問題
なのです。
■人の心の使われ方
私たちの心は97%が無意識の領域で
占められているため、無意識の願い
に引っ張られてしまいます。
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その無意識の願いとは、
「現状維持」で変わらないこと。
つまり、もっと良くなりたいと思う
「生命の本質」に根差す向上心に
蓋をしながらでも現状維持をする
ことで、安心領域を確保したいのです。
しかし、湧き上がってくる
「生命の本質」の向上心で
幸せを願うのも意識できる
3%の領域を進化によって
獲得したわれわれ人類に
とっては当然のことです。
現状維持で生きたい思い
↑↓
成長して幸せになりたい
この相反する思いを持つことで
認識の不協和を抱えてしまう
のです。
しかし、この認識の不協和から
生まれるエネルギーが人生を拡大
させるのもまた事実なのです。
■わかっちゃいるけどできない
何か事件事故で現状が壊れると
現状を死守したい潜在意識は
「今すぐ」の対応で行動を起こします。
しかし、今よりもよくなることを
考えるとき、つまり目標をもって
過去経験したことのない未来へ
進んでいこうとすれば、
重力に逆らって宇宙へと飛び立とう
とするロケットのごとく重力に
引っ張られ、よほどの推進力が
ない限り、前に進めなくて
「まぁ、そのうち」と行動を
起こせないままで、先送りに
してしまうのです。
■目標を共有し、無意識を記述する
メンターの役割はメンティーの目標を
共有すること。外部メモリーとして
メンティーの相談を受ける際の基準に
していきます。
目標を持てば、必ず不協和というものが
もれなくついてきます。
人は不協和を嫌います。安心できない
からです。
不協和の解消法は2つ。
1)出来ないことができるようになって
成長すること。
2)目標に向かうことをやめて
現状に戻り安心すること
1)ができれば問題ないのですが
2)に陥ってしまうことがよくある
のです。
メンティーには、主観を通すことを
やめて、メンターに確認する、従う
ということに最初は取り組んで
もらいます。
なぜなら、主観を通せば
無意識のクセの通りの選択になる
ため、現状維持のバイアスがかかり
目標に届かないのです。
ですから、選択の場面で
自分の目標を共有してくれている
メンターに〇〇しようと思うと
確認をするのです。
なぜ、その選択をしようとする
のかという本音ベースの思いを
メンターリングして整理して
いくと、1)ではなく2)をする
ための選択をしようとしている
ことがあるのです。
メンティーが無意識に捉えている
ことを整理して、それを記述して
伝えることで、軌道修正することが
できることで、余計な時間と労力を
浪費しなくてよいのと、
自分の本音の余分なものを知り、
それを修正し、最短で目標に向かう
ことができるようになります。
そのサポートができるのは、
心の世界を知るメンターの大きな
役割と言えるでしょう。
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