メンターはなぜ必要なのか?
■メンターの役割
~無意識のクセを整える伴走者~
ココロ
「最近、
“どうして私は変われないんだろう…”
って考えるようになって…」
アキ
「ココロさん、
それってすごく大事な気づきよ。
“変わりたい”って思っても、
なかなか動けないのは、
“心のクセ”が影響しているの。」
ソウ
「その“心のクセ”こそ、
無意識の仕業なんだ。
人の心は
約97%が“無意識”でできていて、
“変わりたくない”
“現状のままでいたい”
という本音(=無意識)が、
実は強く働いているんだよ。」
ココロ
「えっ!?
でも私、
“もっと良くなりたい”って
いつも思ってますよ…?」
■心の作用
アキ
「そう。
そこが人間の不思議なところなのよね。
顕在意識の3%では
“成長したい”
と思っていても
無意識の97%では
“今のままが安心”
と感じていて、
動けなくなる。」
ソウ
「もっと言えば、
“変わりたい”ということは
“変われない”という本音があり
それが形になっている。」
ココロ
「変わりたいのに変われないという
葛藤があるんですよね。」
ソウ
「そのギャップが
“認識の不協和”
というエネルギーを生むんだ。
それ自体は悪いことじゃない。
問題は、
その不協和から
“逃げる”選択をしてしまうこと。」
ココロ
「たしかに…
“やっぱり私には無理かも…”
って思ってあきらめたこと、
何度もあります。」
アキ
「それは
“無意識”にある思い込みが
行動を止めてたの。
しかも、
それは根拠がない
“気のせい”だからね。」
■無意識を捉える
ソウ
「だからこそ、
メンターの役割が大切なんだ。
メンティー(関わる人)の
“目標”を一緒に共有し、
その人が選ぼうとしている選択が、
『願いに近づくものか』
『逃げの選択か』
を見極めて整理する。
そう、
『気のせい』を
乗り越えさせるんだよ。」
ココロ
「つまり…
“自分で気づけないクセ”
に気づかせてくれる人、
ってことですね。」
ソウ
「そう。
そしてそれを
“記述”して見せてあげることも大切。
“あなたは今、
現状に戻る選択を
しようとしてますよ”
って客観的に伝えてあげる。
それだけで、
“自分で選び直せる”んだ。」
アキ
「そして、
そういう関わり方が
できるのが
“心の使い方を学んだメンター”
なのよ。」
ココロ
「私も、
そんなメンターになりたいな。
誰かの背中をそっと支えられるような…」
ソウ
「ココロさんなら
きっとなれるよ。
その最初の一歩が
“自分の無意識を整える”
ことなんだから。」
🌱 まとめ
-
願いを叶えるには、無意識のクセを整えることが不可欠。
-
無意識は“現状維持”を望むが、願いは“成長”を求める。
-
認識の不協和を乗り越えるために、メンターは必要。
-
メンターは、目標を共有し、無意識の選択を整理し、メンティーを軌道修正へ導く存在。
●本音をつかまなくてならない。
本当はどう思っているのか?
これが現実に形になっていく。
「変わりたい」と願っても
「変われない」と思っていれば
「変わらない」現実が続くわけです。
変わりたいと願う本音には
「自分は変われない」から
「変わりたい」と願うとなる。
すると、臨場感を持っているのは
「変われない自分」に対してだから
「変われない自分」に対して
その証拠集めをしますから
「変われない」ままになるのです。
その突破口がみえなくて
変われないから
メンターがそこを見つけて
無意識を意識できるように
なることが大事なのですね。
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