🚀継続的な成長を遂げる風土の醸成には?
ココロ:ねえ、なんであの人だけ、いつも前向きで周りにも優しいんだろう?私なんて、自分のことでいっぱいいっぱいで…。
ソウ:確かに。そういう人って、一緒にいると安心するし、なんだか前向きな空気になるよね。
アキ:それって、実は“内側が整っている人”なのよ。しかも、周囲の成長にも目を向けられる「メンター」の素質がある人ね。
ココロ:メンターって、ただアドバイスする人じゃないの?
アキ:違うの。メンターはね、自分の内面と向き合って、気づきと成長を循環させられる人。今回は、そういう人材をどう育てていくか――“組織を強くする根っこ”のお話よ。
■ なぜ今、メンター育成が必要なのか?
社員一人ひとりが
「自分のことだけでなく、周囲の成長にも責任を持つ」
そんな意識を持てるようになると、
組織の土台は劇的に強化されていきます。
このような人材を、
私たちは“メンター”と呼びます。
そして、
メンターを育成することこそが、
企業の底力を高める鍵なのです。
■ メンター育成の出発点
メンター育成の第一歩は、
スキルではありません。
大切なのは、思考特性の変革です。
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自ら価値ある目標を掲げる
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その過程で“自己認知”を深める
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不協和(違和感や葛藤)を乗り越えて成長する
こうして、
自分自身の課題を乗り越える力を養い、
やがて他者の問題解決にも心を使えるようになる。
それが
“人材”から“人財”へと変化するプロセスであり、
自律型リーダー=メンターの誕生です。
■ 継続的な成長を遂げる組織とは?
人財を育てる“メンター”が
社内に存在するならば、
組織全体が自然と
成長のサイクルに入ります。
組織内メンターの育成で得られる好循環:
1️⃣ 個人が自らの“価値ある目標”を設定する
⇒「その目標が、組織のビジョンとつながっている」ことが重要
2️⃣ 不協和を通じて“無意識(本音)”を認知させる
⇒ 潜在意識が持つ「思い込み」に気づき、乗り越えていく。
3️⃣ 「困難」は“気のせい”と気づき、“メリット”へ転換する力を持つ
⇒ 思い込みを整理し直し、成長への道筋を整える
4️⃣ 思考特性を整え、目標達成への具体的行動を促す
⇒「成長=成果」となるプロセスを体験する
■ 魅力あるリーダーが組織を変える
魅力あるメンター(リーダー)は、
「苦しみ」や「問題」を“闇”と捉えるのではなく、
その中にある“光=成長の種や感謝できること”
を見出すことができます。
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メンティー(部下)の心に寄り添い
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問題の背後にある成長の可能性を示す
そんな関わりをすることで、
メンティー(部下)の心は動き、
やがて今度は自分がメンターとなり、
誰かに関わっていく。
🌀この“メンターループ”こそが、
企業に継続的な成長と変化への対応力をもたらすのです。
■ 信頼され、選ばれる企業へ
こうした組織風土が育まれた会社では、
社員同士が成長し合い、
顧客に対しても誠実に、
心からのサービスを提供する
そのことが自らの人生において
重要な価値があると
理解するようになるので、
そんな会社は、
地域や市場から自然と
応援されるようになっていきます。
🏁 最後に:
価値観や態度、
そしてそれらを外部表現として
結果を決定しているのは、
一人ひとりの
思考特性(本音・思い込み)
です。
そこを整えるからこそ、
行動が変わり、
結果が変わる。
組織にメンターを育成する
という取り組みは、
その価値観と結果の“根っこ”から
整えていくことなのです。
📈 組織の未来を共に描くパートナーとして
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✔ メンター育成の導入・研修
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お気軽にご相談ください。
“人が育つ組織”をともにつくっていきましょう。
会社を強くする人財育成について関心がある方は
ソウ:なんか今日の話聞いてて、メンターって“特別な人”ってわけじゃない気がしてきた。
アキ:そう。“特別”なスキルより、“自分を整えようとする姿勢”こそが大切なの。
ココロ:そうか…まずは自分を整えて、自分の中にある“光”を見つけられるようになれば、誰かにもそれを届けられるんだね。
アキ:そうそう。その連鎖が、“人が育つ組織”をつくっていくの。
ソウ:じゃあ、最初の一歩は“気づくこと”かもね。「思い込みかもしれない」と立ち止まることから。
アキ:そう、そしてその歩みを支えるのが、まさに“メンター育成”という取り組みなのよ。
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・[メンターはなぜ必要なのか?]
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