メンターはなぜ必要なのか?

 メンターの役割

~無意識のクセを整える伴走者~


ココロ
「“メンターって必要?”って正直ずっと思ってたんです。
でも最近、“どうして私は変われないんだろう…”って考えるようになって…」


 アキ
「ココロさん、それってすごく大事な気づきよ。
“変わりたい”って思っても、なかなか動けないのは、“心のクセ”が影響しているの。」


ソウ
「その“心のクセ”こそ、無意識の仕業なんだ。
人の心は約97%が“無意識”でできていて、“変わりたくない”“現状のままでいたい”という本音が、実は強く働いているんだよ。」


ココロ
「えっ!?でも私、“もっと良くなりたい”っていつも思ってますよ…?」


アキ
「そう。そこが人間の不思議なところなのよね。
顕在意識の3%では“成長したい”と思っていても、無意識の97%では“今のままが安心”と感じていて、動けなくなる。」


ソウ
「もっと言えば、“変わりたい”ということは、“変われない”という本音があり、それが形になっている。」


ココロ
「変わりたいのに変われないという葛藤があるんですよね。」


ソウ
「そのギャップが“認識の不協和”というエネルギーを生むんだ。
それ自体は悪いことじゃない。問題は、その不協和から“逃げる”選択をしてしまうこと。」


ココロ
「たしかに…“やっぱり私には無理かも…”って思ってあきらめたこと、何度もあります。」


アキ
「それは“無意識”にある思い込みが行動を止めてたの。しかも、それは根拠がない“気のせい”だからね。」


ソウ
「だからこそ、メンターの役割が大切なんだ。メンティー(関わる人)の“目標”を一緒に共有し、その人が選ぼうとしている選択が、『願いに近づくものか』『逃げの選択か』を見極めて整理する。そう、『気のせい』を乗り越えさせるんだよ。」

メンターがサポートする願望実現への道


ココロ
「つまり…“自分で気づけないクセ”に気づかせてくれる人、ってことですね。」


ソウ
「そう。そしてそれを“記述”して見せてあげることも大切。
“あなたは今、現状に戻る選択をしようとしてますよ”って、客観的に伝えてあげる。
それだけで、“自分で選び直せる”んだ。」


アキ
「そして、そういう関わり方ができるのが“心の使い方を学んだメンター”なのよ。」


ココロ
「私も、そんなメンターになりたいな。
誰かの背中をそっと支えられるような…」


ソウ
「ココロさんならきっとなれるよ。
その最初の一歩が“自分の無意識を整える”ことなんだから。」


🌱 まとめ

  • 願いを叶えるには、無意識のクセを整えることが不可欠。

  • 無意識は“現状維持”を望むが、願いは“成長”を求める。

  • 認識の不協和を乗り越えるために、メンターは必要。

  • メンターは、目標を共有し、無意識の選択を整理し、メンティーを軌道修正へ導く存在。


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