Step1 価値ある目標の設定
あなたの目標はどこに置かれていますか?
■誰もが目標を持っている
「目標をあまり意識したことない」
「とくに設定されていませんね。」
このようにおっしゃる人も少なからず
いることと思います。
しかし、目標もなく生きている人はいません。
意識的に建設的な目標を掲げている
ことを目標がある人と思っている
かもしれないが、実は
無意識に慣れた現状維持をする
ことを目標にしているのです。
■快適空間を守りたい
習慣的に無意識に活動できる領域を
「快適空間(Comfortable Zone)」と
いい、人はそれを守ろうと全精力を
使っています。
快適空間から一歩でも踏み外すと
全力で元の空間に回帰させようとします。
快適空間から外れるということは
慣れないことを体験するので
脳はエネルギーを使います。
エネルギーを使えば、お腹が減ります。
エネルギーが補給できなければ
餓死してしまうという怖れを
脳はまだ持っているのです。
だから無意識に任せていると
現状維持に力を注ぐのです。
■願いを持っても取り込まれる
例えば、
新しく人脈を作りたいと思い
慣れない初めていく異業種交流会に
参加したとしましょう。
どんな人がいるのか?
受け入れてもらえるだろうか?
などの不安を抱えて参加をします。
なんとそこに行くと久しぶりの
旧友がいるではありませんか。
せっかくの異業種交流会にっても
その旧友との話に花が咲いて
結局は新たな人脈作りとは
ならなかった・・・・
あるあるの話しではないでしょうか。
それは、慣れたことを優先したい
脳の特性です。
■価値ある目標を意識する
無意識の持つ目標に任せて
生きていくなら人生の拡大は
見込めません。
だから、出来るかどうかで考えない。
快適空間から抜け出し
「今はできないけれど、できるように
なったらステキだな!」
と願うものを目標にしたいのです。
快適空間にいることが
潜在意識の願いだけど
私たちの根底には「生命の本質」が
存在しています。
生命の本質は愛と向上心の塊です。
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そういう向上心がわきあがって
きますので、それを無理だと
潜在意識で押さえつけないように
していきたいわけです。
つまり、価値ある目標とは
快適空間の外に設定することによって
人生は拡大するのですが、同時に
現状維持を望む潜在意識は
安心できない状態(不協和状態)を
生み出し引き戻そうとします。
分っちゃいるけど、踏み出せない
ということにならないよう、
目標を掲げたら不協和が生まれる
ことは、折り込み済みにしておいて
自分の心がどのように動くのかに
注目して、潜在意識に取り込まれない
ように、状態をメンターとも共有して
願いに向かうことが大事になってきます。
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