思い込みってどうやってできるの?

~ココロとアキの「心のしくみ」対話~


心配しているココロ。まじめで一生懸命だけど不安を捉えがちな女性。ちょっと頑張りすぎることがたまにキズ。読者皆さんの悩みを代弁してくれる存在ココロ:
アキさん、

自分の考え方の中に

“クセ”みたいなものが

あるなって最近気づいたの。

 


でもそれがどこからきてるのか

分からなくて…。

 

メンターのアキ。ココロにとっては、メンター的存在。優しいお姉さんのような人だけど、鋭い角度で思い込みを整理してくれる頼りになる女性です。アキ:
うん、

それはとてもいい気づきだよ、

ココロさん。


実はその「クセ」こそが

“思い込み”で、私たちの無意識

にしっかり根を下ろしてるんだ。

 


■ 赤ちゃんはお母さんの影響を受けて育つ

メンターのアキ。ココロにとっては、メンター的存在。優しいお姉さんのような人だけど、鋭い角度で思い込みを整理してくれる頼りになる女性です。 アキ:
人はね、

生まれてすぐに環境から

たくさんの情報を吸収するんだけど、


とくに大きな影響を与えるのが

“お母さん”の存在なんだ。

 

心配しているココロ。まじめで一生懸命だけど不安を捉えがちな女性。ちょっと頑張りすぎることがたまにキズ。読者皆さんの悩みを代弁してくれる存在 ココロ:
え?なぜお母さんが

そんなに影響するんですか?

 

メンターのアキ。ココロにとっては、メンター的存在。優しいお姉さんのような人だけど、鋭い角度で思い込みを整理してくれる頼りになる女性です。アキ:
村上和雄教授っていう

遺伝子研究の第一人者の話が興味深いの。

 

彼によると、

受精の瞬間に

“精子のミトコンドリアDNA は消滅”して

“お母さんのミトコンドリアDNAだけ”が残り、

それを基に細胞が育つっていうの。

 

問題解決したココロ。まじめで一生懸命だけど不安を捉えがちな女性。ちょっと頑張りすぎることがたまにキズ。読者皆さんの悩みを代弁してくれる存在。 ココロ:
わぁ、まさに命のスタートから

お母さんの影響を受けてるんだ…。

 

3つ子の魂百まで。子供の時に作った記憶をもとに思考特性を作り上げていくという画像。

 


■ 第一生成期:スポンジのように吸収する時期

メンターのアキ。ココロにとっては、メンター的存在。優しいお姉さんのような人だけど、鋭い角度で思い込みを整理してくれる頼りになる女性です。アキ:
生まれてから2~3歳くらいまでは、

「脳の第一生成期」といって、

スポンジのようにどんどん情報を

吸収する時期なんだ。

 

問題解決したココロ。まじめで一生懸命だけど不安を捉えがちな女性。ちょっと頑張りすぎることがたまにキズ。読者皆さんの悩みを代弁してくれる存在。 ココロ:
その頃の子供って、

なんでも真似するし、

すぐ覚えちゃいますよね!

 

メンターのアキ。ココロにとっては、メンター的存在。優しいお姉さんのような人だけど、鋭い角度で思い込みを整理してくれる頼りになる女性です。アキ:
まさにその通り。

 

でもね、

この時期にはまだ判断力がないから、

“ただ受け取る”だけ。

 

良いことも、

ちょっと歪んだことも、全部吸収しちゃうんだ。

 


■ 第一反抗期:「私」を作り始める時

メンターのアキ。ココロにとっては、メンター的存在。優しいお姉さんのような人だけど、鋭い角度で思い込みを整理してくれる頼りになる女性です。 アキ:
その後、3〜5歳くらいで

脳は「第一反抗期」に入るよ。

 

この時期になると、

今まで吸収したことをもとに

「自分らしさ」を確認し始める。

 

問題解決したココロ。まじめで一生懸命だけど不安を捉えがちな女性。ちょっと頑張りすぎることがたまにキズ。読者皆さんの悩みを代弁してくれる存在。 ココロ:
つまり「私ってこういう人!」って

思い始めるってことですか?

 

メンターのアキ。ココロにとっては、メンター的存在。優しいお姉さんのような人だけど、鋭い角度で思い込みを整理してくれる頼りになる女性です。アキ:
うん、そこで作られる最初の価値観を、

私たちは「心の種」と呼んでるんだ。

この“種”がその後の思考や行動、

人生のベースになる。

 

◆補足説明◆

生まれた時から思春期までかけて

脳は作られて、

 

その人の思考特性

さらに言うと、

 

人生シナリオはだいたい17歳頃

で完成してしまいます。

 

それまでの間は

脳に情報が入るとき=生成期

情報は入らず自分で試してみるとき=反抗期

を3回ずつ繰り返して完成していきます。

 

上記の通り

第一生成期で無条件に情報をキャッチし

第一反抗期でそれを試して、

 

 

最初の価値観のコアとなる

「心の種」を作ります。

 

その後はこの心の種の影響を受けます。

次にまた生成期を迎えるときは

 

 

今度は条件付きで

情報をキャッチしていくことになります。

 

つまり、

「心の種」に合う情報だけキャッチし

「心の種」に合わない情報は受け入れない

ということが起こります。

 

その後は、

心の種に合う情報をもとに

 

 

更にそれを強化して

いわゆる「思い込み」を作っていくのです。

 

以下の内容は

そのことを詳しく記しております。

続けてお読みください。

 


■ Lo-Loシステム=ロックオン・ロックアウト

心配しているココロ。まじめで一生懸命だけど不安を捉えがちな女性。ちょっと頑張りすぎることがたまにキズ。読者皆さんの悩みを代弁してくれる存在 ココロ:
でも、その後も成長するでしょ?

心の種ってずっと影響するの?

 

メンターのアキ。ココロにとっては、メンター的存在。優しいお姉さんのような人だけど、鋭い角度で思い込みを整理してくれる頼りになる女性です。アキ:
影響するどころか、

ますます強くなるんだよ。

人はね、自分の価値観に合う情報だけ

を受け取るようになるんだ。

 

心配しているココロ。まじめで一生懸命だけど不安を捉えがちな女性。ちょっと頑張りすぎることがたまにキズ。読者皆さんの悩みを代弁してくれる存在ココロ:
えっ、じゃあ合わない情報は?

 

メンターのアキ。ココロにとっては、メンター的存在。優しいお姉さんのような人だけど、鋭い角度で思い込みを整理してくれる頼りになる女性です。アキ:
見えなくなる。これを「スコトマ(心の盲点)」って言うんだ。

 

メンターのアキ。ココロにとっては、メンター的存在。優しいお姉さんのような人だけど、鋭い角度で思い込みを整理してくれる頼りになる女性です。 アキ:
そして、

自分に合う情報をロックオン(選択的に受け取る)、

合わないものをロックアウト(見えなくなる)する。

 

これを私たちは

Lo-Loシステム(ロックオン・ロックアウトシステム)

って呼んでるよ。

 

問題解決したココロ。まじめで一生懸命だけど不安を捉えがちな女性。ちょっと頑張りすぎることがたまにキズ。読者皆さんの悩みを代弁してくれる存在。 ココロ:
あっ…まさに「三つ子の魂百まで」ってことなんだね。

 

◆補足説明◆

「心の種」という

最初の価値観にあわせて

 

 

情報を受け取っていき

「思い込み」を作っていくわけです。

 

ということは

3~5歳頃に作られる

心の種を増幅して

人生に大きな影響を持つ

「思い込み」「価値観」「自己イメージ」

などを作り上げて、

何歳になっても

影響を与えているのです。

 


■ 思い込みを壊すカギとは?

心配しているココロ。まじめで一生懸命だけど不安を捉えがちな女性。ちょっと頑張りすぎることがたまにキズ。読者皆さんの悩みを代弁してくれる存在 ココロ:
でもさ、3歳の私がつくった思い込みに

今の私が縛られてるって…ちょっと悔しいな。

 

 

メンターのアキ。ココロにとっては、メンター的存在。優しいお姉さんのような人だけど、鋭い角度で思い込みを整理してくれる頼りになる女性です。アキ:
そう思えるのは、

もう「気づき」が始まってる証拠だよ。

 

 

メンターのアキ。ココロにとっては、メンター的存在。優しいお姉さんのような人だけど、鋭い角度で思い込みを整理してくれる頼りになる女性です。 アキ:
3〜5歳の頃って、

まだ物事を正しく判断できる力もないし、

親の真心もちゃんと受け取れて

いなかったかもしれない。

 

 

メンターのアキ。ココロにとっては、メンター的存在。優しいお姉さんのような人だけど、鋭い角度で思い込みを整理してくれる頼りになる女性です。アキ:
だから、今の私たちがその

「気のせい=思い込み」を超えていくことが、

新しい人生を開く第一歩なんだ。

 

◆補足説明◆

幼い時に作る「心の種」

幼いがゆえに正しく受け取り切れず

 

「思い込み」「価値観」「自己イメージ」

は、ほぼ「気のせい」のことに

囚われている。

 

だから、

いくつになっても

この「心の種」が影響して

目標や願いに向かおうとするとき

否定的な感情などが出てきてしまうのだ。

 

いまこそ、

いい加減な根拠のない

「気のせい」

に囚われる状況を乗り越えて

 

願いを達成する方向に

挑戦し続けられるように

なりたいものです。

自分は本来生まれながらに自由であると自覚し、心の鎖を取り外せたということをイメージする画像


■ そのサポートができる存在=メンター

心配しているココロ。まじめで一生懸命だけど不安を捉えがちな女性。ちょっと頑張りすぎることがたまにキズ。読者皆さんの悩みを代弁してくれる存在ココロ:
…でも、一人で気づいて変えるって難しいよね。

 

 

メンターのアキ。ココロにとっては、メンター的存在。優しいお姉さんのような人だけど、鋭い角度で思い込みを整理してくれる頼りになる女性です。 アキ:
うん、だからこそ

「心を整理するメンター」の存在が大切なんだ。

自分では気づけない心の奥を、

一緒に見つめてくれる人。

 

◆補足説明◆

メンターは整理をする際

「メンターリング」

という手法を使います。

 

思考特性は「無意識」の領域

にあるものだから

一人ではつかめないのです。

 

思い込みは幼少期の

間違った記憶で作った

「心の種」

をもとにしていますが、

 

いい加減なものを根拠にしているから

この『気のせい』に取り込まれない

ようにするのがメンターの役割です。

 


💡アキのまとめ

メンターのアキ。ココロにとっては、メンター的存在。優しいお姉さんのような人だけど、鋭い角度で思い込みを整理してくれる頼りになる女性です。

私たちの“思い込み”は、

幼少期にできた「心の種」をもとにできたもの。

 

でも

それは絶対的な真実じゃなく、

ほとんどがただの“気のせい”だよ。

 

それに気づいた瞬間から、

人生は書き換えられる。

 

自分の人生のシナリオは自分で書き直すことができる。

 


 

思い込みってどうやってできるの?” に対して7件のコメントがあります。

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