思い込みの作られ方
私たちは自分独自の価値観である
「思い込み」を持っています。
それはどうやって作られて
いくのでしょうか?
■子供はお母さんの影響を強く受ける
遺伝子研究の権威であった
村上和雄教授は、受精してその瞬間に
精子のミトコンドリアDNAは消滅し
卵子のミトコンドリアDNAを残し
細胞分裂をしていく。
つまり、受精した時から母親の影響
を強く受けていくと言われる。
■第一生成期
生まれて2~3歳ごろまで、子供は
どんどん情報をいれていく。
スポンジのようにいろんなことを
覚えていくそんな時期です。
前後しますが、生成期とは
脳に情報が入って、伸びていくとき
という時期のことを言います。
この時期にはいろんな経験をさせる
といいといわれます。
■第一反抗期
反抗期とは生成期と違い、新たな
情報は入らず、これまで得た情報を
確かめてみる、そんな時期です。
とくにこの時は3~5歳ごろに
あたり、最初の自分の価値観を
作っていきます。
我々は、この価値観のことを
「心の種」と呼んでいて、
その後の人生にとても大きな
影響を持つものとなります。
■生成期と反抗期を繰り返す
第一反抗期の次には
第二生成期(5~7歳頃)となります。
生成期は情報が入る時といいましたが
第一生成期は無条件に情報を
取り入れていたのですが
第二生成期は制限が生まれます。
第一反抗期で作った「心の種」が
影響し、その価値観に合う情報だけ
を受け取っていくようになります。
これが脳の特徴ともなり、種を
肯定する情報しか受け取らず、
否定する情報にはスコトマ(心の盲点)
がかかり見えない。
価値観に合う情報にロックオンし、
合わない情報はロックアウトする。
Lock-on Lock-out System
ロックオンロックアウトシステム
Lo-Loシステムと呼んでいます。
これが三つ子の魂百までという
ことになるのです。
その後、
7~9歳ごろ 第2反抗期
9~12歳頃 第3生成期
とLo-Loシステムに則り
価値観(思い込み)を強固にして
思春期を迎えて
第3反抗期となり、さらに
自分の価値観を確固たるものにし
17歳頃でその人の人生の設計図が
完成することになります。
■だから「気のせい」を乗り越えたい
このブログのタイトルでもありますが
私たちの根本は3~5歳頃に親との
関りよって作られる心の種に合わせた
価値観・思い込みであること。
3~5歳頃に作られる思い込みが
正しい判断のもとに行われているか
といえば、そんなことはないはず。
自分の都合を中心に判断し、
親の真心など受け止めきれてない
ことも多いはずです。
でも無意識のまま生きていれば
そんな「気のせい」の価値観に
縛られて生きていくしかないのです。
ここに気づいてほしいのです。
それを覆していけるのが
心の整理を知っているメンターとなります。
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