🎯目標達成のためのStep2. 自分を知ること
~「ない」と思い込んでいませんか?~
問題解決をし、目標達成へと
向かうことができる4つのステップ
その2をお伝えします。
目標を達成するには、自分をよく知ることが欠かせません。
けれど、自分自身を本当に見つめるのって、実はとても難しいことなのです。
■ 感覚器は外の世界を捉えるためにある
人間の五感は「外」を感じるためにあります。
視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚──
これらのセンサーは、周囲の状況を理解し、環境に適応するためのもの。
でも、「自分の内側」を感じるには、それだけでは足りません。
外を見ることはできても、自分の心の奥底を見ることはできないのです。
■ 脳のクセを知る
脳はとても優秀ですが、同時に「偏り」のある器官でもあります。
たとえば、あなたの脳は一日に受け取る膨大な情報のうち、 必要なものだけをピックアップして処理します。
全部の情報を処理しようとすると、800年以上かかるという研究もあります。
つまり、あなたが“見ている世界”は、あなたの脳が選んだ“ごく一部”なのです。
そして、もう一つのクセ。
脳は「ひとつ」を選ぶと、それ以外が見えなくなってしまうという特性があります。
たとえば、上のイラストを見たとき「花瓶」に見えると、
そこに「人の顔が向き合っている」とは見えず、
「人の顔」と捉えたら「花瓶」は見えなくなります。
■ カラーバス効果とスポットライト
目をつぶって「赤いものを探して」
と自分に指令を出すと、
あなたの視界には赤いものばかりが飛び込んでくる──
これはカラーバス効果と呼ばれる現象です。
私たちは、意識を向けたものに関する情報だけを拾って生きています。
つまり、【どこに意識のスポットライトを当てているか】が人生の見え方を決めているのです。
■ 「ない」にスポットライトを当てていませんか?
巷では「引き寄せの法則」を使って何かを得ようとします。
でも、それは「今の自分には“ない”」が前提となっています。
「ない」にフォーカスしていると、脳は「ない」情報ばかりを集めてきます。
そして、「やっぱり自分にはなかった…」という現実を生きることになります。
「引き寄せの法則」が機能していないのはそのためです。
本当は、すでに周りに“ある”。
あなたはもう“持っている”。
でも、「ない」と思い込んでいるだけで、
そこにスポットライトを当てていないだけなのです。
■ 自分を知ることは、人生の再スタート
成長の第一歩は、「今の自分が何に注目しているか」を知ること。
あなたは日々、どこに意識を向けていますか?
恐れ?不安?それとも、希望や願い?
意識の向け先が変われば、あなたの世界は一変します。
「自分を知る」ことは、あなたの可能性を開く鍵なのです。
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