自分のことを自分が一番知らない?
あなたはこれまで
周りから指摘されて初めて
“自分の思考のクセ”に
気づいたことはありませんか?
■問題の原因はすべては私の思考にある
この立場に立たないと
問題解決の糸口がつかめない。
自分以外に原因を求めると
自分以外の存在が
考えを改めてくれないと
自分は良くならない
それでは
自分以外の存在に
支配されているのと同じになっちゃいます。
この世は、
そんな不自由な世界では
ありません。
だけど、
私たちは目に見えるものに
囚われてしまいがちです。
実は
私たちは自分のことを
一番わかっていない
ということを理解しておきたい。
わかっていない自分のことを
見つめる視点がとても大事になります。
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ココロ:
「アキさん、私、
自分のことは自分が一番わかってるって
思ってたんですけど…
もしかして全然わかってないのかもって
感じることが増えてきて…」
アキ:
「うん、それね。
多くの人がそう感じてるわ。
実際、私たちが受け取ってる情報って、
全体のほんのわずかなのよ。」
ソウ:
「例えば、
脳には一日に何百万もの
情報が流れ込んでくるけど、
実際に認識できるのは
その中の
たった200万分の1%なんだよ。」
アキ:
「それって…
東京〜沖縄間の飛行距離に対して
私が認識しているのは、なんと
約10cmに当たる量なの。」
ココロ:
「そ、そんなに偏った世界で生きてるってことなの?」
ソウ:
「そうなんだ、
脳は
“自分にとって必要だと思う情報だけ”
を選んで見てる。
しかもその“選別基準”は、
子どもの頃の記憶や経験からできた
思い込み=思考特性
なんだ。」
■確証バイアス
無意識に思いこんでいること
に対して、
脳は証拠集めしようとする。
だから、
思い込みの答え合わせを
しながら生きているようなものだ。
そのかたよった
情報収集をすることを
確証バイアスといいますが、
そのバイアスによって
信念や仮説を裏付ける情報ばかりを集め、
反対する情報を無視するから
そうやって
自分の思い込みに片寄った世界
と思わずに勘違いして
同じことを繰り返して
抜け出せないのだということを
理解する必要があるのです。
確証バイアスとは
例えば、
あなたの嫌いな人がいて、
その人のいいところを
見つけることが難しい
ということを考えてもらえたら
理解しやすいのではないでしょうか。
ココロ:
「ってことは…私は自分で選んでるつもりでも、
無意識に“自動的に”選ばされてるってことですか?」
アキ:
「その通り。
しかもそれに気づけないから、
外の世界のせいにしがちなのよね。」
ソウ:
「でも実は、
外を見ているようで、
すべては頭の中で映像を描いて
見たいように見ている
ということなんだ。
見てる世界(外)より、
“どう思っているか”(内)
のほうが大事なんだよ。
だって、何を見てどう感じるかは、
あなたの“思いこみ”で決まるから。」
■偏った世界を明かにてくれるのがメンターの役割
ココロ:
「うわ〜…
でも、どうやったら
自分の内面が見える
ようになるんでしょう?」
アキ:
「カギは“感情”よ。
何かに怒ったり、悲しくなったりしたとき、
“なぜそう思ったのか”を
丁寧に見つめていくと、
自分の中にある“思い込み”に気づけるの。」
ソウ:
「その“思い込み”を整理して、
望ましい方向へ変えていく。
それを支えるのが、メンターの役割なんだ。」
ココロ:
「なるほど…
だから
“自分のことを一番知らないのは自分”
って言われるんですね。
でも、だからこそ、
メンターの力を借りて、
自分の無意識とちゃんと向き合いたいです。」
アキ:
「その姿勢が素晴らしいわ、ココロさん。
“自分を知ること”がすべての始まり。
現実を変えるには、
まず自分を変えること。
そして、
そのためには“気づかせてくれる存在”
が必要なのよ。」
まとめ
自分を知るために、他者の視点を借りよう
🌱 私たちは、自分の思考のクセに気づかないまま世界を見ている。
🌱 感情をきっかけに、無意識の思い込みを見つけていく。
🌱 そして、自分の内面と向き合うには、メンターのサポートが必要不可欠。
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