心の力をつけるとは?
■人の心について
ざっくりと解説すれば
◇顕在意識
意識できる領域。全体の3%
建前とも表現される。
ここの領域を使って建設的な願いを
持つことが出来る。学ぶということ
もここを使う。
ここに正しい情報を入れれば
無意識ににらみを効かせることが出来る。
◇潜在意識
意識できない領域。全体の97%
本音とも表現される。
過去の記憶をもとにして作られる
習慣的な思考は使い慣れている分
自覚することが困難です。
そしてここに何が入っているかが
今後自分が体験することになります。
◇生命の本質
上記、2つの部分を下支えしている
といってもよいのが,この部分です。
生命の維持装置であるといえます。
ここは個人の差はなく、万民共通で
どこまでも前向きでぐらつきません。
愛と向上心の塊であり、わきあがって
くるものです。
自分や大切な人の存在が脅かされる
緊急事態にでもならなければ
潜在意識を乗り越えて優位に立つ
ことはありません。
■潜在意識が常に優位に立つ
潜在意識の大本は幼いときに
作られる記憶をベースとして
思い込みを形成します。
その基本は17歳頃に完成します。
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つまり、自分の心の扱い方を知らない限り
潜在意識に取り込まれて生きていく
こととなり、それは過去に縛られて
生きていくと言い変えても良いわけです。
■慣れたことをよしとする
顕在意識で目標を掲げたとします。
目標は過去の自分の延長線上にはない
望ましい状態に設定するものです。
ということは、
潜在意識の慣れたことをよしとする
習性からして延長線上にない目標に
向かうことを危険だと判断するという
ことが理解できますね。
その時に表れる心の状態が
心理学用語で「認識の不協和」といいます。
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それを「苦」と捉えて逃げれば
無意識に取り込まれて
現状維持の変わらない人生。
「不協和」は脳のごちそうだと
捉えて、それを乗り越えて成長するため
に活用できれば,人生は好転する。
これを理解し,実践できる人を
心の力を持つ人といいます。
最初から出来る人はいません。
人の心の使われ方を理解し、
それを乗り越えて,過去の延長線上にない
望ましい未来を作るために
メンターという存在を活用しませんか。
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