自分のことを自分が一番知らない?

~問題の原因はすべては私の思考にある~

この立場に立たないと問題解決の糸口がつかめない。

そのうえで、自分のことを自分が一番わかっていないのだということを理解しておくことはとても大事になります。


ココロ:「アキさん、私、自分のことは自分が一番わかってるって思ってたんですけど…もしかして全然わかってないのかもって感じることが増えてきて…」

アキ:「うん、それね。多くの人がそう感じてるわ。実際、私たちが受け取ってる情報って、全体のほんのわずかなのよ。」

ソウ:「例えば、脳には一日に何百万もの情報が流れ込んでくるけど、実際に認識できるのはその中の**たった200万分の1%**なんだよ。」


アキ:「それって…東京〜広島間くらいの距離の中で、私が見てるのは数センチに当たる量なの。」

ココロ:「そ、そんなに偏った世界で生きてるってことなの?」

ソウ:「そうなんだ、脳は**“自分にとって必要だと思う情報だけ”を選んで見てる。しかもその“選別基準”は、子どもの頃の記憶や経験からできた思い込み=思考特性**なんだ。」

子供のときの記憶


ココロ:「ってことは…私は自分で選んでるつもりでも、無意識に“自動的に”選ばされてるってことですか?」

アキ:「その通り。しかもそれに気づけないから、外の世界のせいにしがちなのよね。」

ソウ:「でも実は、外を見ているようで、すべては頭の中で映像を描いて見たいように見ているということなんだ。見てる世界より、“どう思っているか”のほうが大事なんだよ。だって、何を見てどう感じるかは、あなたの“思いこみ”で決まるから。」


ココロ:「うわ〜…でも、どうやったら自分の内面が見えるようになるんでしょう?」

アキ:「カギは“感情”よ。何かに怒ったり、悲しくなったりしたとき、“なぜそう思ったのか”を丁寧に見つめていくと、自分の中にある“思い込み”に気づけるの。」

ソウ:「その“思い込み”を整理して、望ましい方向へ変えていく。それを支えるのが、メンターの役割なんだ。」


ココロ:「なるほど…だから“自分のことを一番知らないのは自分”って言われるんですね。でも、だからこそ、メンターの力を借りて、自分の無意識とちゃんと向き合いたいです。」

アキ:「その姿勢が素晴らしいわ、ココロさん。“自分を知ること”がすべての始まり。現実を変えるには、まず自分を変えること。そして、そのためには“気づかせてくれる存在”が必要なのよ。」

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まとめ

🌱 私たちは、自分の思考のクセに気づかないまま世界を見ている。
🌱 感情をきっかけに、無意識の思い込みを見つけていく。
🌱 そして、自分の内面と向き合うには、メンターのサポートが必要不可欠。


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