メンターの育成について
〜無意識にアプローチし、可能性を引き出すプロフェッショナル〜
企業や組織における業績の向上や目的の完遂のためには、“「個」の力を高めていくこと”と“その力を組織の目標達成へと集約”し、機能的に総合的に力を発揮してこそ、企業や組織におけるハイパフォーマンスを得ることができます。
それを踏まえて、いかに「個」の力を最大化するかについて、組織内において「メンター」が果たす役割は大きいと考えています。
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■ STEP1:人間を知る 〜「思い込み」で世界を見ていませんか?〜
アキ:「“普通こうだよね”って言葉、よく聞くけど…それって“あなたにとっての普通”ですよね?」
ココロ:「たしかに!私にとっての“普通”なんですよね。みんながそうだと思ってました…」
ソウ:「その“気のせい”が、無意識に埋もれてる“本音”なんだよ。それに気づけるかどうかが、成長の鍵になるんだ。」
人は皆、育った環境や記憶から作られた“思い込みのフィルター”を通して世界を見ています。
だから、同じ出来事でも感じ方や反応は人それぞれ違います。
この「思い込み」に気づき、整理する力が、メンターの第一歩。
■ STEP2:自己認知のスキルを持つ
ココロ:「じゃあ、無意識の思い込みに気づくにはどうしたらいいの?」
ソウ:「答えは、“メンターリング”。問題が起きたときに、“何が問題なのか”を一緒に整理していく。それがメンターの大切な役割なんだ。」
ココロ:「相手の話をただ聞くだけじゃなく、“整理して自覚させる”のがメンターなんですね!」
問題が起こると、人は感情に巻き込まれがち。その時に、思考の癖=思い込みを「見える化」し、整えていく。
この整理力こそが、メンターに欠かせないスキルです。
■ STEP3:目標を掲げる 〜無意識に負けないために〜
アキ:「目標って掲げるだけじゃダメなのよね?」
ソウ:「そう。“顕在意識”が目標を掲げても、“無意識の本音”が“できるわけない”と思っていたら、不協和が起きて行動が起こせないんだ。」
ココロ:「えっ…たしかに、目標を決めても動けないときあります!」
ソウ:「そのときこそ、自分の無意識に何があるか、メンターが整理してあげる必要があるんだよ。」
人間の無意識は「現状維持」が大好きです。目標を持っても、慣れないことには恐れや不安が生まれ、足が止まります。
それを「認識の不協和」と言います。しかし、この不協和があるから脳は活性化し、ひらめきやアイデアが生まれるのです。
ソウ:「本当に目指したい未来を心に掲げて、その“不協和”を活用し、乗り越えるサポートをするのが、メンターの役割なんだよ。」
■ STEP4:人の幸せに関与する
アキ:「自分のことばかり考えてると、現実は変わらないのよね。」
ソウ:「そう。心を“誰かの幸せ”に向けて使うと、そのエネルギーが循環して、自分にも戻ってくる。“願い”に近づく一番の近道だよ。」
ココロ:「メンターって、すごく深い仕事なんですね…!」
ソウ:「メンターは、相手の本音に寄り添い、共に変化のプロセスを歩む存在。そのメンターが大切にしているポイントがこれです。」
「ないから欲しい」という思考では、「ない現実」を再生し続けます。そこの認識から改めていきます。自分は幸せな存在だと気づくはずです。
だから、意識を「自分の幸せ」ではなく「他者の幸せ」に向けて使っていく。すると、不思議なことに、自分も満たされ、願いが近づいてきます。
🧩 メンター育成の全体像
ソウ:「だからこそ、学びと実践をセットで進める。以下のようなカリキュラムを通して、“人の心を扱える人”を育てるんだ。」
✅ メンターとは?心の4つのアプローチ
✅ 問題の整理・思考のクセの発見
✅ 無意識のメカニズムと対処法
✅ 目標達成と心の整え方
✅ 思い込みを乗り越える習慣作り
✅ 個別面談とワークシェアリング
期間・内容はカスタマイズ可能。講義+実践+サポートの三本柱。
ココロ:「こんなふうに体系立てて学べるんですね!うちの会社にも、ぜひ取り入れたいです!」
🔑 メンター育成が目指す未来
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自他共に問題解決ができる人財を育成
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社員の本音に寄り添える社内風土づくり
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感情の整理を支援し、目標達成へと導く
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人財育成を“仕組み化”し、企業の未来を描く
🌱 最後に
メンターとは「人の無意識を扱い、願いに向かって整える」存在です。
頭での理解では変化は起きません。
ワークや面談、実践を通して、社員と共に成長していく環境づくりが私たちの使命です。
企業へのメンター導入のご相談も承っております。
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